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東南アジア界隈について

Astraと東インド会社

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Astra International はインドネシアの財閥企業。従業員約189.459人、会社数約178社。アストラは1957年、Tjia Kian TieとWilliam Soeryadjayaにより運用される。当初、フルーツジュースや青果などの食料品、及びその他の農作物を扱う会社だった。現在、アストラはインドネシア有数の規模のコングロマリットとなっている。インドネシア国内では自動車生産台数、販売数が最大。また、トヨタ自動車ダイハツ工業いすゞ自動車などの日本の自動車メーカーとも提携。

アストラは、自動車産業、金融サービス、重機、アグリビジネス、情報技術、インフラ整備という6つの中核事業を有する。アストラはジャーディン・マセソンの子会社であるシンガポールのジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジが最大株主となっている。

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http://www.astra.co.id/

ジャーディン・マセソンは、香港にヘッドオフィスを置くイギリス系企業グループの持株会社。創設から170年たった今日でも、アジアを基盤に世界最大級の国際コングロマリットとして影響力を持っている。前身は東インド会社で、元は貿易商社。1832年スコットランド出身のイギリス東インド会社元船医で貿易商人のウィリアム・ジャーディンとジェームス・マセソンにより、中国の広州に設立。当時、広州は広東システム体制下、ヨーロッパ商人に唯一開かれた貿易港であった。設立当初の主な業務は、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出。香港上海銀行HSBCは、ジャーディン・マセソンなどが香港で稼いだ資金をイギリス本国に送金するために設立された銀行。