GO-JEK ≫ Uber & GrabTaxi
残念ながら、ジャカルタでは Uber や GrabTaxi は流行っていない。圧倒的に GO-JEK が流行っている。現在、インドネシアのアップルストアでは1位だ。
世界最悪の渋滞エリアとして君臨するジャカルタでは、配車アプリよりも、バイクに軍配が上がったようだ。また、GO-JEK の大変優れている点として、タクシー利用に限らず、宅配、買物、飲食物配送まで引き受けてくれる点が挙がる。
そして、安い。日本の目黒-東京間の距離であれば100円程度の運賃ではないだろうか。また、このサービスにおいては、アプリにお金をチャージする事で、現金支払いのトラブル、ぼったくりの減少にも寄与している。ジョコウィ大統領がオススメするだけの価値はある。
東南アジアは難しい。どんなに日本国内で優れていても、どんなにシリコンバレーで優れていても、現地でのキーパーソン、エバンジェリスト、情報獲得には手を抜けない。大海のみでは、井の中の蛙の暮らしを省みられないのだ。
グローバルは幻想で、ローカライズこそが現実かもしれない。