インドネシア企業TOP10

喫煙者であれば、JTによる、米たばこ大手レイノルズ・アメリカン子会社の買収に向けた最終調整が記憶に新しいかもしれない。通称アメスピの会社の買収であり、買収額は50億ドル程度だと予測されている。日本でも、煙草会社JTは、もともと公社であり、伝統企業と一般的に認知されているが、インドネシアでも、煙草会社は非常に大きな権力を握っている。

2014年度のGLOBE ASIAのインドネシア企業の売上ランキングの上位10社中、Diarum Group、Philips Morris International、Gudang Garam、合計3社が煙草起源の会社。また、上位10社を見る限り、華僑、東インド会社、煙草等のワードが連想される。上位10社、全て華僑がリーダーではないだろうか。ちなみに、JTは日本国内43位、売上高約$23.9Bである。

1 Astra International $16.4 B

2 Salim Group $13.7 B

3 Sinar Mas Group $9.8 B

4 Wilmar International $8.0 B

5 Djarum Group $7.8 B

6 Philips Morris International $6.2 B

7 Lippo Group $5.5 B

8 Gudang Garam $4.5 B

9 Royal Golden Eagle $4.4 B

10 Bakrie Group $4.2 B