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東南アジア界隈について

超全国一斉帰省と経済活動

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ムディック(mudik)とは、断食月前後の帰省ラッシュである。イスラム暦に基づくので、時期は毎年変わる。また、断食明け、レバランと呼ばれる大型連休に向けた物価向上を、ハルガトゥスラ(harga tuslah)と呼ぶ。約3000万人程度が首都圏から地方に帰省し、経済効果は数兆円規模と見込まれている。通常時も渋滞である幹線道路は、それはもう大変な状態であり、事故も頻発し、大変なストレスだ。

自動車だけでなく、船、飛行機、バイク等、移動手段は様々で、帰省ラッシュ前後は、Travelokaのような航空券比較サイトのPVも盛り上がっている。また、大型連休中は、お正月のようなスタンスで、家政婦や運転手も帰省することが一般的な為、外国人向けのケータリング、配車アプリの需要が高まる。まだまだ、配車アプリ等は発展途上であるので、来年の動向も気になる。

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ムディックの際には、非常に事故が多いので、政府主導で可愛らしい啓発ビデオも作られている。恐らく、日本のAC的なCMであろう。”Ayo mudik - Selamat Pulan Kampung / さぁ帰りましょう - いってらっしゃい田舎へ” のような意味合いだ。