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東南アジア界隈について

Ideosource / Andi S Boediman

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Ideosourceとは、インドネシア発祥のベンチャーキャピタル。2011年、設立。SeedやEarly Stageでの投資、特に、コンテンツを含むデジタル製品に注力。デジタル機器、メディア、EC、クラウド等。ポートフォリオには、モバイルゲーム会社Touchten、ムスリム向けオンラインマーケットSaqina、オンライン貴金属会社Orori、女性向けメディアFemaleDaily等がある。今月は、8日にバンドンにて、魚に餌を与える装置を手掛けるeFishery、23日に株式分析プラットフォームのStockbitに投資を発表している。

ファウンダーであるAndi S Boediman氏へのインタビュー映像では、外国人もインドネシア人も同じ土俵で戦う事が可能で、熱意と才能のあるインドネシアの若者への期待も述べている。Andi S Boediman氏は、スラバヤの大学では建築を修め、ニューヨークでアートを学び、最初のキャリアでは、グラッフィックデザイナーであった。こうしたバックグラウンドは、Touchtenを筆頭に、Ideosourceの投資の方向性に寄与しているように感じられる。その後、2009年、ECサービスPlasa.comの創設、サービス運用を経て、2011年のIdeosource設立に至る。

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http://ideosource.com/v2/

https://youtu.be/RvgO9uY5JiE

かつて、自分自身が、ホームステイさせて頂いた家も、ジョグジャカルタ建築士として発展してきた華僑であった。時代が変わり、インターネットのインフラ開拓の場面で、センスを発揮する人も多いのかもしれない。ちなみに、ホストファミリーのお兄さんが六本木のバークレーズで働いていると聞かされ、当時、相当驚いた記憶がある。