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Berry Kitchen CEO 創業の理由

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Berry Kitchenとは、インドネシアのオンライン弁当配送サービス。特に、オフィスワーカーの昼食に特化し、調理、パッケージ、配送の全てを担っている。Cynthia Tenggara氏を含めた3人で、2012年に創業し、現在の従業員は約100人程度。2014年7月にEast Venturesから資金調達。翌年、2015年7月にはEast VenturesとSovereign’s Capitalから$1.3Mの資金調達を受けている。今回は、2015年8月のCEO Cynthia Tenggara氏へのインタビュー動画について要約したい。

もともと、Cynthia氏は弁当配送サービスに拘っていたわけではなく、当初は漠然とオンラインサービスでの起業を考えていた。既に、ファッション業界ではTokopedia、Zarola、Berrybenka等が君臨しており、他にポテンシャルのある分野で戦おうと決心し、オンラインの弁当関連の事業に乗り出そうと決めた。首都圏だけでも、500万人程度の会社で食事をとる会社員が存在し、ブルーオーシャンであった。その結果、インドネシアのスタートアップ界隈で際立った存在となった。

ジャカルタでは、食事の配送サービスはピザハットでもマクドナルドでも、相当浸透しているが、メニューが少ないことや、電話をかける労力が面倒であった。Berry Kitchenでは、毎日15〜50品目の総菜を用意しており、毎日20品目程度の日替わりメニューを提供し、これを全てオンラインでカスタマイズし、注文できる仕組みになっている。この仕組みにより、毎日飽きないメニューを提供することに成功し、事業拡大に繫がった。また、創業に際して、Berry KitchenのデザインはSribuが担当した。現在、競合も増えてきているが、競合がいるからこそ、常に革新的な存在であり続けていきたいと、Cynthia氏は意気込んでいる。

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インタビュー映像 インドネシア語

https://www.youtube.com/watch?v=Cm_-IvxMivU

https://www.youtube.com/watch?v=j3NT0OD7yg0